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関係の起点

 たぶんきっとどこかで同じこと、書いたことがあるはずですが
最近痛感すること。

個別的な関係つくりは非常に重要ですが、その構えによって
始まり方によって関係の形はかわってくるのです。
こどもを意図や枠にはめようとするだけでも、要求を受けて受
容するだけでも関係はゆがんでくる。
前者は当然ですが、後者の問題について理解が必要なのです。

この受け身関係、現場ではけっこう起こる。
というのも支援の土台は集団で、集団には集団の流れがあって
要求受け取り場面でも要求を発するこどもは複数なのだから
こども発信を受けとめての受け身の対応になりがちです。

そして、大人はちょっと待ってが多くなったり、十分こたえられな
い負い目をなんとなく感じながらこどもと向き合う感じになりがち。

またひょっとしたら発達の課題を抱えたこどもたちに向き合う場
面で大人は苦手意識やいろんな構えをもってこどもの前に立つ。

そんな中で課題を抱えたこどもたちと大人との関係はうまくない
方向に向かってしまうことがあります。
こどもが大人を振り回している。
よくない振る舞いで注意を引く。

 思うのです。
関係を大人からはじめることの重要性を。
関係を大人が与えることの意味性を。
「~しようか。」を大人から言い出すことが少なくなっていないか。
関わりが常にこどもからはじまっていて、こどもたちは常に満た
されないでいてという状況に全体的に陥っていないか。
関係は相互作用でなりたちます。
けれども、その量や強度がこどもからの働きかけばっかりにな
っていないか。

しなければならないことをする以前に、したいことを大人から提
案され、それに共同共感する経験が十分におこなわれているか。
しなければならないことに押しまくられたり、要求してもちっとも
こたえてくれないというような状況に陥っていないか。

このあたりをしっかりみつめていかないとうまくいかないところか
困難を助長したり、支援の投げ出しが起こるなと思うのです。
どうでしょうか?

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