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薬物療法の効果と適用

 あるケースの投薬開始前後の様子です。

多動性はそんなに高くないのですが、注意の転導性が高く、
刺激にも影響されやすいのです。
ワーキングメモリーの問題もあってホントに忘れてしまう。

ちょっと大きいのは攻撃性。
ここは生育歴の問題から来るものだと思います。
特性だけではそんなあらわれにはならないはず。

ドクターに相談してコンサータが処方されました。

経過ですが、ちょっとお薬がきいているかもしれないようです。

・刺激の選択性が出てきました。
周りに影響されない場面が増えてきたり、行動の自己決定
や自律がみえています。

・保持ができてきました。
しなければならないことに戻る。忘れないで取り組むことが出て
います。

・なぜか攻撃性が軽減
まわりがなんにもしていないにつっかかる。余計なことを言うが
減っています。

・遊びが維持されている。
すぐに飽きてしまったヒトでしたが、一定のやりとり、遊びにと
りくめています。

・自己肯定感の向上
そんな訳でおちついているねえ~と褒められるのでうれしそう
です。

ちょっとはまってきています。
主訴の攻撃性の軽減にうまくつながってくれればと思います。
・衝動性の軽減→衝動的な攻撃、悪言の減少
・集中、保持→とりくみの改善→ほめられる→穏やかさ
・トラブルの減少→穏やかさ
・ほめられる→穏やかさ

このケースは養育×特性で前者の影響の大きさもそれなりに
と感じていたので、お薬どうかな?とドクターもおっしゃってま
したがいい方向に向かっています。

そしてこのあとが肝腎。
到来した穏やかさや落ち着きの中でよき学びと関係を。
薬はきっかけで手だてではないはずです。

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