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2013年3月

「自立」の呪縛

 世の中まだまだ「自立」を振り回しているなあと痛感していま
す。
そのことを捨てる訳ではないけれど、本当に障害や特性を理解
しアセスメントというのものができてくるとそんなこと言えなくなり
ます。
知らないということは、出口のみえない鍛錬主義や雰囲気の
自立トレーニングになっていくのだと思うのです。
それは一生訓練につながっていくし、積み上がっていかない
場面での存在のありかたが歪むことにもつながる。

「参加」に向かっていくことは、多様性を認めることであり、つき
はなす自立ではなく、寄り添って一緒に生活していくことのも
つながっていくはず。
インクルーシブやユニバーサルデザインも参加を大事にする
考え方あってゆえなどだと思うのです。

自立よりも参加
対応よりも支援、子育て

年度末に確認しています。

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すくわれた眼差し

 我が社のこどもが通学している学校に面談に行ってきました。
その個の状態像はかなり良くなくて、学校にはだいぶご迷惑を
おかけしました。

その個に対する主事の先生のコメントに救われた気がしました。
「ほんとは頑張りたいんだよね。」

そう。
「がんばりたいけど頑張れない。」と本人も言っていました。

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不適切な養育を受けた子どもの治療的教育

 不適切な養育を受けた子どもの支援についてなかなか
まとまった知見を得ることが難しいです。
ですが、最近買った本に比較的まとまっていました。

・安全感・安心感の回復と被保護感の形成
・人間関係の様々な歪みの修正
・アタッチメントの形成とアタッチメント対象の内在化
・自己調節力の形成
・問題行動の理解と自己への統合
・自己物語の編纂

これらを支える技術は我々が整理したり創造すべきものなの
だと思います。現時点では。
構造化やABAのようなパッケージはまだ見つかっていません
し、これからもできるかはわかりません。
こどもたちのあらわれや病理が多様である以上、用意ではない
気がします。

今あるいくつかの心理教育的プログラムを援用していくことや
発達障害、自閉症スペクトラム研究でみえつつある初期関係
形成の方法論を広げていくことがヒントかもしれません。
そして、何より今まで知的障害の支援実践では発達をおさえ
初期関係を形成するための支援を積み重ねてきました。
そのことは手立てになるはずです。

ソーシャルスキルトレーニング
セルフコントロール
ナラティブ
カウンセイリング
スキンシップ、マッサージ、身体運動的アプローチ
ABAの技法のいくつか
 トークンエコノミー
 好子による強化
クールダウン、タイムアウト
構造化による環境整備

さらに印象的なのは「主体性を育てること」だとのこと。
大人によってコントロールされ、自己を尊重されなかったこ
どもたちに、選択肢がある・意思の確認をされる経験をつ
み重ねていくのは重要だと思います。

私の実践の中で効果を感じるのは
・援助度を高めること
・食という一次的欲求場面をいかすこと。
・肯定的許容的な関わりをすること
・行動問題の解消でなく、行動形成をすること
・ほめる、好子による強化
・トークンエコノミー
・自己コントロールをつけ、巻き込みを防ぐためのクール
ダウンやタイムアウト
・構造化による環境整備
・グルーピングの工夫

あ、本の名前は
 福村出版 社会的養護シリーズ3 
  子ども虐待の理解・対応・ケア ¥2400+税

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