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2013年5月

サポートスタッフの難しさ

 支援員さんの雇用について財政的に語っているのを聞きま
した。

現場ではそれは人がほしいのでたくさんたくさん配置が
望まれて最初は県費での採用ではじまるのだけど、その内
引き上げられて、その分を市町の予算が膨らんでいくのだとか。
目先の予算論でいえば、それが拡大していくのは課題になるの
だろうなとは感じました。

よその地域でも加配の保育士がただただ増えていく現状につい
てきいたことがあります。

問題は、こうしたサポートスタッフの業務や機能が不明確な上
に評価も難しいということが大きいのだろうなと思います。
そして、スキルもいろいろ。

あとは誤解を恐れずにいうと、たいへんな子と状況にはヒトを
つけろという文化にも課題もあるし、支援現場はそのことを簡
単に言ってしまうけれど、人件費ほど予算を食いつぶすものは
ないのも現実。

そう思うと、集団での育ちを支える方法論の吟味は大事なの
だろうと思います。
実際、ヒトが安易についていない地域の保育士のスキルは
あがっている部分もあります。
スーパーサポートスタッフが生まれてしまうと、担任が何か
を放棄してしまう傾向もある気がします。

一方、逆に捉えると、こんな難しい状況の中でどちらといえば
ご本人の気働きで支援を支えるサポートスタッフには頭が下が
ります。
校内、園内の政治や人間関係にも振り回されて苦しいことも多
いことも知っています。

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家族の反応

 「家族の反応が…」ということが学童のスタッフの悩みです。
楽しいことをしても、おこさんのキラメキを語っても、ノートを
書いても反応が弱く、共感的に子育てができないといいます。
この傾向は色々な地域で、長く続いています。

いろいろ考えています。
・学童にそんな期待していないのではないか?
・家族の機能が…
・長年の苦悩の中で、こどものきらめきに感動できなくなって
いる?
・家族が共感できる活動していないのでは?
でも、家族にわかりやすい見た目が派手な活動には???
・伝え方がよくないのでは?

けれども、大事なことはそれでも発信し、くったくたくこども達
につきあっていくことだと確認しています。
学童は発達支援の最前線ではありません。
いっけんすると、お預かりにみえてしまう。
そのことの構造は引き受けながらも、こどもたちとよき時間を
過ごす。
まずはそのことが大事なのだと思うのです。

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ソーシャルスキルトレーニングを吟味

 ある本を読んでいてなるほどと思ったこと。

ソーシャルスキルトレーニングの前に、関わりたいという動機
や共感性、共同注意等がなければうまくいかないということが
書いてありました。
当事者自身の語りとしてもそれはあるのだと。

あったりまえですよね。

でも、これって、このぶれってよくある。
「うまくいかないんだからトレーニングすればいい。」という論法
うなくいかなさの吟味が必要なのです。
足りないから補えばいい。
できないからトレーニングすればいい。
そういう教室に行けばいい。
そんな簡単な図式ではない。

果たしてその質は何かということを見つめなければならないと
思うのです。
トレーニングすれば身につくまでの下位技能は育っているか
ということ。ちょっと背伸びをすれば、ちょっと手伝えばできる
という発達の最近接領域に届いているかということ。

あるまちの通級指導教室の検討の中で、「就学指導の対象
のこどもの通級利用についてもっと丁寧に」という議論にな
りました。
通級の取り組みの中で家族の理解と本人の変容をすすめ
体験的な経験を積んで学籍の移動に向かって支援すると
いうことあると思います。そんなブリッジはある。
けれども、通級指導と就学指導は本質的に異なる。
求められる支援と対象となっているこどもの姿も異なっている。
本当に必要な支援のためには、区別が必要です。

この区別のことを発達評価というだと思いました。
発達と課題に沿った支援を用意する。
その評価を厳密にする。

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公的な支援の他に

 発達障害の親の会に行きました。
ここで地域の教員スタッフと連携しているソーシャルスキルの
教室も3~4年の実践になってきました。
今年は診断名まで届かなくて通級教室にいけないおこさんが
エントリーしていました。

おんなじタイミングで近くの大学でも教室やっているからのぞ
きにきませんか?とご案内をいただきました。

田舎にも資源は少しづつできつつあります。
公的資源には制限がつく、限界もある。
それ以外にボランタリイな資源が創造されているのは本当に
うれしいことです。

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乳幼児相談にて

 あるまちの乳幼児相談に出ています。
先日の相談でのことです。

特に強い特性がうかがわれる子はいないようでしたが、遊んで
いてなんだか違和感があります。
2歳代のこどもたちばかりなのですが、やりとりしていて楽しく
ないのです。
なぜだろうと考えてみると、共感的なやりとりが少ないのです。

勝手に遊びに来て、勝手に去っていく。
やりとりを楽しむのではなく、操作をしていく。

あっ、ひょっとしたらこれは時代状況なのかしらと思いました。
特性はなくても共感性に欠けている。
もちろん、言葉は2歳ってこんなにしゃべらなかったっけ?という
ぐらいに極めて少ないのです。

現在1歳6ヶ月健診受診者の内、40〜50%が再チェックなのだ
そうです。
M-CHAT等を用いてこの年齢で発達障害を検出しようという取り
組みは盛んですが、だからといって半分が特性持っている訳は
ありません。

初期関係を支えるやりとりが未熟になっているといいます。
赤ちゃんが泣いてもあやさない親がいるという時代です。

考え込んでいます。

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