« やっぱり引っ掛かる所 | トップページ | 研修を受けて来ましたーおとなの発達障害への支援 »

成人期の事例

 成人期の事例のご相談を受けました。ご家族です。
切迫感があり、必死に面接しましたが、振り返ってみるともの
すごい事例でした。
最近、二次障害が顕著になり、入院せざるを得ない状況で診
断がついたそうです。

本人も御家族も大変ご苦労されていました。
相互に巻き込み合い、影響しあいという状況にみえました。
ご本人のあらわれの強さは家族の心理にも大きな影響を及ぼ
しています。
不安があふれ出ています。
過去への思いがあふれ出ています。

でも、伺っていると今、はじまった何かがありそうです。
そのことを支持しました。
面接の終盤、御家族自身が次のステップも導きだしたようで
した。

 いろいろなことを感じました。
まず面接のありようを思いました。
・過去の分析等よりも現在の問題解決思考に立つというスタ
ンスはやはりよさそうです。(私の面接スタイルにとって)
・こたえはクライアント自身が持っているというのやはり本当
だなと思いました。本人の中の気づきを拾っていくと示される
方向性があります。
・ただ傾聴ですべて解決するかは相手によるのかもしれませ
ん。話したいことはある方でしたが、話しているうちに混乱し
不安が不安を呼ぶという状態像の中でだいぶ会話を整理し
止める必要もありましたし、はじめに時間の枠を入れてなか
ったらただただ長くなっていたのかもしれません。

こどもの支援フィールドから向き合ってみると、こどもの事例は
きっとこれからそれなりに深まっていって予後は悪くなさそうで
す。
けれども、市町村が本格的に発達障害に取り組まななければ
なってきつつある状況の中でまず焦点になるのはこういった
成人期の困難事例なのかもしれません。

ランキングに参加しています。よかったらクリックを

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へにほんブログ村 教育ブログ 教育者(幼児教育)へ

|

« やっぱり引っ掛かる所 | トップページ | 研修を受けて来ましたーおとなの発達障害への支援 »

支援の手がかり」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1218808/57032312

この記事へのトラックバック一覧です: 成人期の事例:

« やっぱり引っ掛かる所 | トップページ | 研修を受けて来ましたーおとなの発達障害への支援 »