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わかっているはず?

 よくいう言い回しです。
「この子わかっているはずだけど、やってくれない。」
やってくれない事実がある一方で、あとからやれたり、知的な
理解の確かさが確認できる他のあらわれがみえたりするのだ
と思うのです。

でも、本当?
本当にわかっているというのはやることじゃありません?
行動の成立があってはじめてわかっていると思うのです。
認知や行動論じゃなくて日々の生活、支援の話ですよ。

となると、やらない奴はわかっていないと思って支援するのが
前提だと思うのです。
わかっているこどもになると、途端に支援の対象でなくなったり
支援レベルが下がる傾向にあります。
わかっているのにやらない=わがままなんて論調が飛び出し
たり…
(わがままであっても支援の対象でそれがぶれるのもどうか
とも思いますが。)

わかっているのにやらない。
そうはいってもあります。
切り替えができない。気乗りしない。全体に知的レベルは高い
けれどマイペース、理解に偏りなど。
それぞれに支援が必要で手だてがあるはず。

「わかっているのに」論の課題は、わかっているの質的分析が
行われない、支援が滞ることです。

行動ではかるべき、行動で理解評価すべきの意味はここにも
あるのかもしれません。

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コメント

こんにちは。いつも参考にさせていただいています。
今回の「わかっているはず?」しみじみ思います。
わかっているはず、っていうのは支援者側のアセスメント、対象児のアセスメントではない。
ここが明確にならないといつまでもこのすれ違いは続くんだろうなあと思いました。
ありがとうございました。

投稿: mwkiko | 2015年5月 5日 (火) 20時20分

mwkikoさん、ありがとうございます。
 気をつけないと「願い」を最初の旗に掲げちゃうんですよね。こどもの実態よりもこども自身の願いよりも家族の願いよりも。
支援者の願いなんてけっこう優先順位でいえば後ろの後ろの方なのに。
実態と願いは全然違う。

投稿: けやき堂 | 2015年5月 7日 (木) 04時15分

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