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2015年6月

ありがたい。

わが社の就労支援コースのこどもたちが実習に行きます。
最近は希望をきいて実習先を決めているのでいいなと思います。
こどもと関わりたいという願いを受けて保育園に実習にうかがうことになりました。

園長先生を存じ上げているので、受け入れのお礼とお願いの電話を一本入れました。

すると…
はじめて実習に来てくれて嬉しい。
最近は幼稚園などでも支援員など置くようになっているので、うまくいったら検討したいとおっしゃってくれました。

いい娘なのです。
でも、まだ何にもしてないのです。
せっかく来てくれるから。
はじめて来てくれて嬉しいから。
よさそうな娘だから。
おねえさんはこどもたち好きだから。
それだけで、なんと。

人の情けのありがたさ。

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ちょっとした幸せ

 昨日月曜日、出勤すると机の上に何やら絵がおいてありま
す。
どうやら私の似顔絵で、「かっこいいよ。」とのたくった文字。
父の日ということで描いてくれたのだそうです。
描いた主は、先日の記事で登場した反抗期の中学生、重度
さん。

描けといわれた風でもないので自分で描いてくれたのでしょう。
天涯孤独の彼からすれば私は父さんのようなものかもしれま
せん。
実際、幼い頃から施設に居る彼と安全な愛着をつくることに私
は腐心してきました。
不安でいつも泣いていた彼。
先日も筆箱忘れて泣いて帰ってきました。
「弱虫」とは彼のためにある言葉です。
でも、いいのです。
そりゃ、弱虫にもなるさというような育ちの中でしっかりしろ、泣
くななんて言ったことはありません。
泣いちゃう弱さを肯定する。
そして、訪れた反抗期。
筆箱忘れて泣いて帰ってきたと囃したらキックされました(笑)
次の朝、「筆箱!」と声かけたら必死の確認。
そして、父の日の手紙

嬉しい。

この一事をもってさらに私はこの個をこれからも慈しんで
いくのだと思います。
安全な愛着ができたなんて大それたことは言いません。
ただ、父の日に思い浮かぶヒトができたこと。
彼にとってそれは心の杖になることもあるでしょう。
彼にとってよかったです。

この所毎日のようにのぞいているブログの結語
「明日もきっといいであります。」
を思い出しました。

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やってみるもんです。

 球技大会をやってみました。
重度さんも発達障害も愛着に課題をもつこどもも混成のキック
ベースです。
まあ、地獄の組み合わせですね。

大人は面白がっています。
どうにかしちゃおうと思っています。
私は「勝った方に賞だすよ。」とたきつけてみました。

めちゃくちゃです。
できる、わかるヒトたちはだいぶ引きうけなければなりません。
役割が変わる、順番に、状況をみて動くなんてことできないヒト
ばかりです。
途中でどっかにいっちゃっているヒト数名。
一方、案外当てるのうまい重度さん。
ヒートアップしているヒトの半面、闘争心等なくておっとり参加
多数。チームの差もあります。
大きく、得点差!

案の上、もめはじました。
重度さんが援助されているのに切れたヒト1名。
外に出ました。
大人が励ましていますがどうなることやら…
しばし、時間がたって少し落ち着いています。
原因になった重度さんが泣いているその個の姿だけみて、
かわいそうにとなでなで。結果和解しています。

賞に反応して一番むきになっていた年長児。
発達障害児です。
なんと空気を呼んで、エラー数度。
負けてる方も大人がちょっと入ったりで追いかけ始めて
3点差まで追い上げてゲームセット。
なんだかハッピーエンドで終わりました。

なお、よかったのは、このハッピーエンドを迎えたのは
年長児の調整であることをみんなが知っていて、勝った方も
負けた方もそのことをはっきり口に出してよかった、よかった
と言っているのです。

私は喜んで帰り道に賞品買いました。
やってみるもんです。

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それでも前に向かう。

 性的問題行動が頻発していて苦慮しています。
事が事だけに、支援者も痛みます。

児童相談所の専門職とお話しました。
これは起こってしまうことで「仕方ない。」とおっしゃいました。
というもの根っこが愛着の問題であったりするのだから…
それでも仕方ないとは言えないので、性教育やら安全教育
やら相談できる環境やら自己コントロールの支援やらに向か
います。

なかなか難しいのは、この分野は職員の理解の差が生じや
すいのです。
ひとりひとりの生の問題とリンクしているので。
今度、職員用の性教育の研修もしてもらいます。

愛着の問題にまっすぐ向かうので、「シジフォスの神話」の
ような「賽の河原の和讃」のような積み上げても積み上げても
おじゃんになっていくような部分があります。
だからといって支えることをやめはしないし、めげはしないの
です。
とはいえ、「虐待」って奴は強敵で今の所、ほとんど連戦連敗。
勝口が見えていない訳ではないのだけど…くそっ。

スタッフと、「大変だけれど、支援の根幹、一丁目一番地だから
頑張ろう。」と話しました。

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惰性?!特別支援教育

 あるまちの専門家チームに入れられているので集まりに出
てきました。
プランつくりがテーマでした。
プランの作成状況は…
・夏休みに作っているのが現状で…
・つくってもらうようにコーディネートするのが難しくて…
・前年度末につくって修正をしているが、たいへんという声もあ
り…

ちょっと様子は違いますが、できそうなシンプルプランにかえた
と述べたら賛意多数。
・各校ごと自由なはずですが、様式の見直ししてなくて…
・どこに異動しても見直ししていないので作成がただただ大変。

すごい現場の実情はわかるのですが、これはいかん。
もっと凄かったのははじめてコーディネーターになったという中
学の先生が「どういう子が対象かわからん。」といったこと…
中学の特別支援が進まんと言っていたのはこれか…

だいぶ責任を感じてしまった…

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発達障害と身体

 ある個の後ろをあるいていきました。
中学生、ASD、機能は高いです。痩せ型です。
とっても左肩が下がっています。身体の歪みがなかなか。
作業の様子をみていると、左のエプロンの肩紐落ちています。

別の個。
年齢はもう2つばかり上ですが、このヒトも似たような身体。

この子たち、ここにアプローチしたらどうなるんだろう?
発達障害のこどもたちの姿勢や緊張の様子について動作法
領域では知られています。
まあ、そうでなくても特性が一定の脳機能の一群を表現すると
すれば連動する身体の機能が一様、類似してくるのは予想で
きます。

別の話です。
ある個が言語化している身体感覚が我々のそれとちょっと
違っているようで議論になりました。
知的な課題や言語表現力もありますが、感じる身体、処理す
る脳機能が我々とちょっと違うことは知られていますから、そ
んな点はあるだろうなと思います。
ただ、あんまり違うと文化的衝突が起こって彼らは暮らしにくい
はず。

どうしても認知にアプローチすることが支援の中心になりがち
ですが、心身には相関があり我々のありようはかなり身体や
感覚に基盤があることを思うとそこへのまなざしも欠くことが
できないと思いました。

冒頭の話…
「せんせいも左が下がっているよ。」とご本人から指摘。
おじさんの心と身体もひん曲がっています。
これもなかなか極端な特性であります。

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