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2015年12月

「ゴールを見据えて」と「発達を支える」のバランスと葛藤

 年の最後ぐらいは何か書こうと思います。
最近、我がチームで苦しんでいることです。
トップダウンとボトムアップの兼ね合いで苦しんでいます。

中学生以降の入所が少なくありません。
発達障害で、愛着障害で。
施設でできることは多くありません。
彼らのいろんな表出、未熟との格闘の日々です。
そんな時間の中で、彼らにも生まれてくるものがあります。

自己理解や自己対象化が少しできるようになってきました。
中学生の男子に愛着が生まれ、職員に張り付いています。
けれども、不安に駆られ、課業には乗りません。
生活のリズムや動機づけが弱く、参加は揺れています。

生まれてきた育ちには喜んでいます。
一方、進路どうする?就労コースなんだけど?という議論
も毎日です。

意図的に支援しよう、計画的に支援しようといいます。
一方で、毎日かわる表出に臨機応変に応じる支援も支援
と思います。

難しいのは支援者は、理解していてもどちらかに立ちたがる
ということ。
両方とか、行ったり来たりとか、もうちょっと待とうとかにはな
りにくいのです。

苦しいなあ。

居場所はつくるもの。
付き合って居場所になるべきもの。
ただ、こっちもなまものなのでいつも、ずっと、どんな状況でも
が難しいです。

答えは出さない。
ただ、勝手にどちらかに走っていきそうな船をちょっと戻そうと
はしたいと思います。

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ちょっとの違いはおおきな違い

 9月から書いてなかったんですね、すいません。
怠けてただけです。

 先週、あるまちの幼児期のコーディネーター向け講座でのこ
とです。プランつくりの実習でした。
継時的処理が難しいこどものプランをたてるのです。
手順表をつかって朝のしたくをしようということになりました。
手だてですね。
この支援の目標が「朝の手順をおぼえる」だったのです。
どう思います?
けっこう立てがちな目標かもしれませんねえ。

でも、これだめですよねえ。
だって、覚えられないから手順表をやっているのですから。
覚えられない、保持できない、処理できないは中心的な課題
で特性です。ここで覚えるが目標になってしまったら、行動問
題への対処と同じような文脈になってしまう。
覚えるのではなく、手順表をつかって朝のしたくをするという行
動を獲得しようというのを目標にしたい。
そして、覚えたか覚えないかは外から確認できないし評価も
できない。朝のしたくをしたかしないかできたかできないかは
確認できる。

行動目標をたてるってこういうことなのね。
改めて確認です。

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