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2018年8月

EBDとナラティブ

 エビデンスベーストプラクティス=検証可能な根拠に基づく
実践とナラティブ アプローチ=本人の対話やストーリーを
重視する支援は対立概念で一方、対になっている支援の
方法論です。
まあ、どっちも大事。
 EBDは名人芸やなんとか先生の支援法じゃなくてみんなが
理解し納得し誰でもできる支援方法で支援をするということ。
それがひととおり科学的であるということ。
精神論や鍛錬主義やカンコツはやめようということ。
まあ、なかなか現場でいつもそれは容易でないけれど、研修
してくる、会議話し合いで議論して支援を進めるなんてのは
EBDにつながる階段かと。
 ナラティブは障害でこどもをひとくくりにしない、支援する側
の支援体制でケースやこども語らないというのが大事かなと
思います。
ひとりひとりに物語りがあり、一回性がありということを理解
しておくと、うまくいかない支援やケースへのいら立ちは減る
かもしれない。わかってくれない「家族」にしないで、そこで
生きているひとりひとりの家族のストーリーになるかもしれ
ない。
昨日は、本邦のナラティブの大家やまだようこ先生のお話
をきいてきました。

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メンタライゼーション

 最近はメンタライゼーションに着目しています。
これは、自分や他人の感情に注意を向けたり、行動がそ
人の心の状態から起こるということを理解したりする
一連の心の動きのことだそうです。
心の理論の関連領域ですね。

メンタライジングは、強い情動下においては弱体化し、

混乱した愛着スタイルを持つ個人は、メンタライズする

能力を育むのが困難となるそうです。

境界性人格障害等は自分の心理も他者の心理ももわかり

にくいことがあり、そこに焦点をあてる治療が取り入れ

られているそうです。

 

ž 心で心を思うこと

 

ž 自己や他者の精神状態について注意を向けること

 

ž 誤解を理解しようとすること

 

ž 自分自身をその外側から眺めること、他者をその内

側からみつめること

(何か/誰かに)精神的性質を付与すること、あるい

は精神的に洗練させること

なるほどじゃありませんか?

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思春期に期待する

 小学生で施設に入所したこどもたちが変容してきました。
中高生になりました。
愛着の課題を抱えて発達障害の診断があります。
中軽度のこどもたちです。
・自己理解がはじまっています。
・家族状況の客観的理解がはじまっています。
・愛着を求めています。関係を求めています。
・ことばの力がついて気持ちを語ることや考えることが
できるようになってきています。
・よく生きたいと思うようになってきました。
・集団の一員としてよく過ごしたい、参加したいと思ってい
ます。
・リーダーシップがとれるようになってきました。
弱者や年少者を包み込めるようになってきました。
今までしてきたのは…
・彼らが自らの強い要求の実現しながら生活するためには
規範のある暮らしがあることを示してきました。
・要求の実現に協力してきました。
・意思を確認してきました。自己決定を支援してきました。
・振り返りをしてきました。
 トラブルの場面で、そうでない寝る前のひとときに対話
してきました。言葉の力をつけてほしいと願ってきました。
・性教育や安全教育もしてきました。
・空間や彼らの世界の保障をしてきました。
そうしたら…
・中学生になるころから明らかに変容がみえてきました。
大人を求めてきました。
思春期は揺れるという危惧をみな持っていますが、
そうでもないことがわかってきました。
揺れてもOKとどうも職員集団も思っています。
そんなわけで思春期に期待できる様になってきました。

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ひさしぶりに

 しばらくぶりです。
書ける環境が復活していたのでまた書きます。
相変わらずの支援をしています。
ちょっと立場はかわっていますが、まだ支援者です。
 
 こどもの思いをきくことの大切さを思っています。
どうしたいかをききます。
そして、どうするかを決めるお手伝いをします。
自分で決めることは大切です。
主体性、選べる自分、自我が生まれてきます。
自分で決めると、揺らいだ時に
「自分で決めたよねえ。」という支える言葉を言って
あげられます。
 また、自分で決めるためには自分の理解が
必要です。課題も強みも理解が必要です。
強みを確認しますが、対比的に課題もみえてきます。
こどもにはなりたい自分があります。
いい感じになりたいと思っています。
よく生きたいと思っています。
困難事例も少なくありませんが、最近はそんなことを
時間と共に知ってちょっと落ち着いています。

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