支援の手がかり

第1回公認心理師試験を受けてきました。

 この週末、第1回公認心理師試験を受けてきました。
帰ってきたらくたびれ果ててしまったので、そういうものだった
のでしょう。
・冬から自分の特性にあわせて準備してきましたが、あいまい
な知識な部分は突かれてしまいました。
・お金もバイタリティも7だいぶ使いました。
・広くて新しいフィールドに触れました。知識も増えました。
・事例問題多数 インテークやケースフォーミュレーションの
みたてを問う問題多く、今までの支援者としてのキャリアや
今後の構えを問われた気がします。
合否は2カ月後
まあ、ひと段落。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

EBDとナラティブ

 エビデンスベーストプラクティス=検証可能な根拠に基づく
実践とナラティブ アプローチ=本人の対話やストーリーを
重視する支援は対立概念で一方、対になっている支援の
方法論です。
まあ、どっちも大事。
 EBDは名人芸やなんとか先生の支援法じゃなくてみんなが
理解し納得し誰でもできる支援方法で支援をするということ。
それがひととおり科学的であるということ。
精神論や鍛錬主義やカンコツはやめようということ。
まあ、なかなか現場でいつもそれは容易でないけれど、研修
してくる、会議話し合いで議論して支援を進めるなんてのは
EBDにつながる階段かと。
 ナラティブは障害でこどもをひとくくりにしない、支援する側
の支援体制でケースやこども語らないというのが大事かなと
思います。
ひとりひとりに物語りがあり、一回性がありということを理解
しておくと、うまくいかない支援やケースへのいら立ちは減る
かもしれない。わかってくれない「家族」にしないで、そこで
生きているひとりひとりの家族のストーリーになるかもしれ
ない。
昨日は、本邦のナラティブの大家やまだようこ先生のお話
をきいてきました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

メンタライゼーション

 最近はメンタライゼーションに着目しています。
これは、自分や他人の感情に注意を向けたり、行動がそ
人の心の状態から起こるということを理解したりする
一連の心の動きのことだそうです。
心の理論の関連領域ですね。

メンタライジングは、強い情動下においては弱体化し、

混乱した愛着スタイルを持つ個人は、メンタライズする

能力を育むのが困難となるそうです。

境界性人格障害等は自分の心理も他者の心理ももわかり

にくいことがあり、そこに焦点をあてる治療が取り入れ

られているそうです。

 

ž 心で心を思うこと

 

ž 自己や他者の精神状態について注意を向けること

 

ž 誤解を理解しようとすること

 

ž 自分自身をその外側から眺めること、他者をその内

側からみつめること

(何か/誰かに)精神的性質を付与すること、あるい

は精神的に洗練させること

なるほどじゃありませんか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

思春期に期待する

 小学生で施設に入所したこどもたちが変容してきました。
中高生になりました。
愛着の課題を抱えて発達障害の診断があります。
中軽度のこどもたちです。
・自己理解がはじまっています。
・家族状況の客観的理解がはじまっています。
・愛着を求めています。関係を求めています。
・ことばの力がついて気持ちを語ることや考えることが
できるようになってきています。
・よく生きたいと思うようになってきました。
・集団の一員としてよく過ごしたい、参加したいと思ってい
ます。
・リーダーシップがとれるようになってきました。
弱者や年少者を包み込めるようになってきました。
今までしてきたのは…
・彼らが自らの強い要求の実現しながら生活するためには
規範のある暮らしがあることを示してきました。
・要求の実現に協力してきました。
・意思を確認してきました。自己決定を支援してきました。
・振り返りをしてきました。
 トラブルの場面で、そうでない寝る前のひとときに対話
してきました。言葉の力をつけてほしいと願ってきました。
・性教育や安全教育もしてきました。
・空間や彼らの世界の保障をしてきました。
そうしたら…
・中学生になるころから明らかに変容がみえてきました。
大人を求めてきました。
思春期は揺れるという危惧をみな持っていますが、
そうでもないことがわかってきました。
揺れてもOKとどうも職員集団も思っています。
そんなわけで思春期に期待できる様になってきました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ちょっとの違いはおおきな違い

 9月から書いてなかったんですね、すいません。
怠けてただけです。

 先週、あるまちの幼児期のコーディネーター向け講座でのこ
とです。プランつくりの実習でした。
継時的処理が難しいこどものプランをたてるのです。
手順表をつかって朝のしたくをしようということになりました。
手だてですね。
この支援の目標が「朝の手順をおぼえる」だったのです。
どう思います?
けっこう立てがちな目標かもしれませんねえ。

でも、これだめですよねえ。
だって、覚えられないから手順表をやっているのですから。
覚えられない、保持できない、処理できないは中心的な課題
で特性です。ここで覚えるが目標になってしまったら、行動問
題への対処と同じような文脈になってしまう。
覚えるのではなく、手順表をつかって朝のしたくをするという行
動を獲得しようというのを目標にしたい。
そして、覚えたか覚えないかは外から確認できないし評価も
できない。朝のしたくをしたかしないかできたかできないかは
確認できる。

行動目標をたてるってこういうことなのね。
改めて確認です。

ランキングに参加しています。よかったらクリックを

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へにほんブログ村 教育ブログ 教育者(幼児教育)へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

早期発見 あの時の話

 親の会でのこと。
みんな小中学生の親御さんでしたが、今どきの早期発見につ
いて話題になりました。
発達指標の話になったのですが、どのお母さんも授乳がすごく
しにくかったということをお話してくれました。
みんなでハッとしました。
抱え込むようにしないとお乳を飲んでくれなかったそうなのです。

お母さんたちにしては今、思えばですが、ヒントになりますね。
ありがとう。

ランキングに参加しています。よかったらクリックを

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へにほんブログ村 教育ブログ 教育者(幼児教育)へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

やってみるもんです。

 球技大会をやってみました。
重度さんも発達障害も愛着に課題をもつこどもも混成のキック
ベースです。
まあ、地獄の組み合わせですね。

大人は面白がっています。
どうにかしちゃおうと思っています。
私は「勝った方に賞だすよ。」とたきつけてみました。

めちゃくちゃです。
できる、わかるヒトたちはだいぶ引きうけなければなりません。
役割が変わる、順番に、状況をみて動くなんてことできないヒト
ばかりです。
途中でどっかにいっちゃっているヒト数名。
一方、案外当てるのうまい重度さん。
ヒートアップしているヒトの半面、闘争心等なくておっとり参加
多数。チームの差もあります。
大きく、得点差!

案の上、もめはじました。
重度さんが援助されているのに切れたヒト1名。
外に出ました。
大人が励ましていますがどうなることやら…
しばし、時間がたって少し落ち着いています。
原因になった重度さんが泣いているその個の姿だけみて、
かわいそうにとなでなで。結果和解しています。

賞に反応して一番むきになっていた年長児。
発達障害児です。
なんと空気を呼んで、エラー数度。
負けてる方も大人がちょっと入ったりで追いかけ始めて
3点差まで追い上げてゲームセット。
なんだかハッピーエンドで終わりました。

なお、よかったのは、このハッピーエンドを迎えたのは
年長児の調整であることをみんなが知っていて、勝った方も
負けた方もそのことをはっきり口に出してよかった、よかった
と言っているのです。

私は喜んで帰り道に賞品買いました。
やってみるもんです。

ランキングに参加しています。よかったらクリックを

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へにほんブログ村 教育ブログ 教育者(幼児教育)へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

発達障害と身体

 ある個の後ろをあるいていきました。
中学生、ASD、機能は高いです。痩せ型です。
とっても左肩が下がっています。身体の歪みがなかなか。
作業の様子をみていると、左のエプロンの肩紐落ちています。

別の個。
年齢はもう2つばかり上ですが、このヒトも似たような身体。

この子たち、ここにアプローチしたらどうなるんだろう?
発達障害のこどもたちの姿勢や緊張の様子について動作法
領域では知られています。
まあ、そうでなくても特性が一定の脳機能の一群を表現すると
すれば連動する身体の機能が一様、類似してくるのは予想で
きます。

別の話です。
ある個が言語化している身体感覚が我々のそれとちょっと
違っているようで議論になりました。
知的な課題や言語表現力もありますが、感じる身体、処理す
る脳機能が我々とちょっと違うことは知られていますから、そ
んな点はあるだろうなと思います。
ただ、あんまり違うと文化的衝突が起こって彼らは暮らしにくい
はず。

どうしても認知にアプローチすることが支援の中心になりがち
ですが、心身には相関があり我々のありようはかなり身体や
感覚に基盤があることを思うとそこへのまなざしも欠くことが
できないと思いました。

冒頭の話…
「せんせいも左が下がっているよ。」とご本人から指摘。
おじさんの心と身体もひん曲がっています。
これもなかなか極端な特性であります。

ランキングに参加しています。よかったらクリックを

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へにほんブログ村 教育ブログ 教育者(幼児教育)へ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

「発達」は希望を見出すまなざし。

 いただいたコメントを受けて思ったことです。

障害=行動問題と捉える思潮があります。
できないことの羅列で育ちを考える傾向もあります。
行動問題の克服が支援ととらえるまなざしも残念ながら蔓延
っています。
(行動療法のいう行動は行動形成のはずです)

そんな中で発達を知ること、発達の構造や段階を知って支援
をしていくことは、問題ではなく前に進みゆくこどもたちの可能
性、ストレングスを探そうという視点です。

明るい方に向かうべき。
光のあたる方に向かうべき。

これは確かなのだと思うのです。
行動への対処におわれるのは確かです。
その消去や変容だけをターゲットにしても堂々巡りです。
個の存在がかわれば行動問題はかわっていきます。
逆を言うと行動問題を産まない、関係と理解を提供したいと
思っています。

5月期、行動問題でゆれるこどもたちの前で。

ランキングに参加しています。よかったらクリックを

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へにほんブログ村 教育ブログ 教育者(幼児教育)へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

反抗期がどうなったか。

 前の記事から3週間ぐらい。
反抗期の二人の姿です。

1歳半の節目のヒト。
ボクガ!ボクガ!でしたがちょっとお話をきけるようになって
きました。
行動を調整してもただひっくり返るだけじゃなくて「ゴメンネ」
なってしちゃってます。
日本語が通じるようになっていくステップを実感しています。
さかんにお使いをしてもらってますが、精度はいまいち。
確実にミイラ取りがミイラになっています。
帰ってこないお使い(笑)

もうひとりの大きい反抗期はトゲトゲした感じが薄れて、よく
話をしています。
まあ、甘えてもきます。
よく考えりゃ中学生なんて「毛が生えてきたこども」ですから。

反抗期は反抗するので困惑しますが、こんな感じで変容は
早いので興味深いですね。

ランキングに参加しています。よかったらクリックを

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へにほんブログ村 教育ブログ 教育者(幼児教育)へ

| | コメント (1) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧